筑西市自治会連合会川島支部自治委員会 会長 堀江久男さん

かわしまビト(人)

 川島地区の自治会を取りまとめる川島支部自治委員会の会長を務める堀江さん。伊讃美地区の自治会長でもある。川島で分からないことがあったら堀江さんに聞け、と言うくらい川島に関わり、川島を愛するいわゆる『根っからの川島ビト』。おじいさんの代から伊讃美に居を構え、お孫さんで5代目。
 「人生は生涯学習。」と力強く語る堀江さんの眼差しは熱く、そしてたくさんの人々と腹を割って対話してきた懐の広さが優しさとして滲み出ていました。川島小学校・下館西中のPTA会長や後援会長、川島子ども会育成連合会長など要職を歴任。交通安全協会には40年在籍し、ライオンズクラブや伊讃美自治会長としても活躍。まさに地域を支え続ける川島の雄。そんな堀江さんに川島の魅力を伺いました。

 「川島は本当に良いところ。西に鬼怒川、東に小貝川、そして筑波山も日光連山も眺められる風光明媚さ。特に伊讃美地区の田園風景は気持ちが良いよ。二毛作だから麦と米、2つの成長過程と金色に輝くところが見られる。そして、何より良い人が沢山いる。須藤市長も川島出身だしね。地域のことを真剣に考えている人が多いのが川島の魅力だよ。」

 長きにわたり川島の教育現場を地域として支え、子ども達の成長をバックアップし続けてきた堀江さん。人と人の繋がりを大切にしてきたことが言葉の端々から伝わってきました。

 川島地区には現在14の自治会があり、個々の活動も盛ん。堀江さんが会長を務める伊讃美自治会は秋の輪投げ大会もあり、多世代の交流も育まれている地区。堀江さんにとって「これからの川島」はどうあって欲しいか。今後の抱負も含めて伺いました。

 「家族が一緒に過ごせて、三食食べられるって本当に幸せなことだと思う。だから、これからもみんなが穏やかに暮らせる地区であって欲しい。その為には、一人一人の地域との関わりが大事なことだと思うし、人との繋がりを大切にして欲しいと思う。私も今自分ができることとして、各自治体や団体が情報交換をできる場を作っていけたらと思っているんだ。」

 川島への愛情溢れる堀江さんは3世代同居の7人家族。趣味はゴルフ。現在の児童公園にあった川島小学校に通い、下館第二中学校(現下館西中学校)から結城一高に進学し農業を学ぶ。中高ではバスケットボール部のキャプテンとして県西のバスケ界を牽引。38歳で独立し有限会社 堀江を創業。

◎取材/2020年5月
・取材は感染防止対策をとって行い、写真撮影時のみマスクを外していただきました。

タイトルとURLをコピーしました