川島公民館 館長 宮崎洋一さん

かわしまビト(人)

 令和2年度から川島公民館館長として就任した宮崎さん。就任早々、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため対応に追われる日々。市内公共施設も休館となり、講座も中止に。公民館史上、全てが初めての対応を手探りでスタートした宮崎さんに、まずは就任時の状況を伺いました。

 「本来なら人が集まる場所である公民館に人が集まれない状況からのスタートでした。休館とは言っても事務業務や中止講座への対応等があって出勤はしてるので、静かで寂しかったですね。でも、開館出来たときにみなさんに喜んでもらえるように何ができるかを考えられる時間があると前向きに捉えました。そこで入出館時の除菌対策や、図書コーナーの整理をすることに。事務員の石渡さんと相談をしながら、来館してくださった方が使いやすように整えました。」

 恥ずかしながら公民館に貸し出し対応の出来る図書コーナーがあったことを初めて知った私たち。次回は図書コーナーの取材をお願いしつつ、川島のコミュニティーの中心である公民館のこれからを伺いました。

 「公民館は皆んなが集える場所。現在は地域の様々な団体やサークルなどに利用してもらっています。会議での使用はもちろん、太極拳やピラティスなど体を動かす講座も人気です。
 今後は若い方達にも、もっと気軽に寄ってもらえるようにしていきたいです。こんな講座を受けたい、開催したいという声を寄せてもらえたら嬉しいです。
 先ほどお話しした図書コーナーも、実は川島公民館は蔵書も多いんです。貸し出しもできるので是非覗いてみてください。」

 公民館は地区の文化祭や川子連の会議で使用させていただいていましたが、色々な活動の場として開かれていることが分かり、また、地域の人と人をつなぐ柔らかい空気が居心地の良い場所でした。もし「こんなことしたいんだけど…」というアイデアがあれば、ぜひ宮崎さんに相談を。

 柔らかい笑顔が魅力的な宮崎さんは女方在住。趣味はゴルフと野球観戦。息子さんが小学生の頃は下館ホワイトイーグルスの保護者会長としてスポ少にも積極参加。現在はお孫さんを保育園へ送っていくのが日課であり楽しみの1つです。

◎取材/2020年5月
・取材は感染防止対策をとって行い、写真撮影時のみマスクを外していただきました。

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