これは便利!市のマイナンバーカード出張申請<田河内自治会>

筑西市のマイナンバーカード出張申請<田河内自治会> お知らせ

 平成28年1月から交付が始まったマイナンバーカード。公的な本人確認書類としての利用や、様々な行政サービスを受け取ることができるようになるICカードです。
 作成するには申請が必要ですが、「マイナポイントには興味があるけど、市役所の窓口まで行くのは面倒。」「時々やっている申請会みたいなのに行く勇気はない。」「なんとなくセキュリティー面などから怖さが先立って。」など申請に二の足を踏む方が少なくありません。
 特に高齢者の方は「いまいち分かりづらい」「大変そう」と思ってしまうのも頷けます。そんな思いを払拭しようと、筑西市では団体や企業に市役所の担当者が出張して申請を受け付けるサービスを始めたとのこと。
 今回、川島地区の田河内自治会がそのサービスを利用するとの話を聞きつけ取材してきました。

 3月24日、天候の良さも相まって会場の田河内児童館は明るく柔らかい陽射しに包まれていました。15分に2組程度と時間と空間にゆとりを持って予約枠を用意したとのことで密にならず、のんびりとした流れの中で申請会がスタートしました。
 時間になると申し込まれた近所の方々が「こんにちは。池羽さん来たよ。」と自治会長の池羽さんに声をかけながら入って来ました。足が悪い方も奥様や池羽さんに手を借りながらゆっくりと入場し用意された席に。冗談を言い合いながら笑い合うアットホームな空気は慣れた児童館ならでは。
 市役所の担当者から説明を受け、前もって記入した必要書類などを提出しマイナンバーカードに使用する写真をその場で撮影。その間5分程度となんともスムーズ。勝手知ったる児童館ということもあるでしょうが、知っている人、慣れた場所という安心感は、サッカーでいうならまさにホームグラウンド。「こんな場所で申請できたら私のマイナンバーカードの写真も10歳位は若返ったのでは?」と後悔するほどでした(笑)。

 「市役所から自治会にきたこのサービスの案内書を見て、年配者の多い地区だから申請に行きたくても行けない人もいるだろうからいい機会だなと。自分が出来る範囲で最大限力になれればと思って回覧で申請希望者を募ったんです。」と池羽さん。「児童館なら密にならずにできるし、忘れ物があってもすぐに取りに帰れる。好評のようで良かったです。」とも話してくれました。
 参加された方にお話を伺うと「説明がゆっくりでわかりやすかった。」「作りに行くのは面倒だなと思って今まで行かなかったけど、こんなに簡単にできたので参加して良かった。」とのこと。

 市の担当者の方は「窓口まで来られない方やコロナ禍で動きづらい方のためにお役に立てれば。5人以上集まれば伺いますし、出来上がり後の受け取りもご自宅に郵送か同じ会場でお配りすることもできます。無料のサービスなので団体や会社で声を掛け合っていただき、お昼休みの時間などを利用して私たちを気軽に呼んでもらえたら嬉しいです。」とおっしゃっていました。

 マイナポイントの受付期間も2021年9月末まで延長されています。この機会に便利なサービスを使って申請してみてはいかがでしょうか。

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