10月15日、川島の金融機関に訪れる人々へ「振り込め詐欺・ニセ電話詐欺に気をつけてください」と声をかける方々の姿がありました。黄色いジャケットに紺の帽子のひときわ目をひく出で立ちで防犯のパンフレットを配っていたのは、筑西市地区防犯協議会川島分会の皆さん。傍らには「ニセ電話詐欺防犯活動」ののぼり旗が。
公的年金の支給日は振り込め詐欺の被害が多くなることから、支給日の朝から各金融機関前で注意喚起活動を行なっているとのこと。
「近年、川島地区でニセ電話詐欺の被害の報告がないのは嬉しい。少しでも役に立っていれば。」と話してくれたのは分会長の池羽芳夫さん。
「電話でキャッシュカードや通帳の話が出たら全て詐欺だと疑ってかかって良い。必ず儲かるなんて言う儲け話も惑わされないで。すぐに受話器を取らずに留守電を使った対応や、相談できる人をつくるなど日頃から防犯の意識を高めてもらえたら。」と会員の皆さんも力を込めてお話をしてくださいました。
筑西市地区防犯協議会川島分会は約40名の会員で構成され、取材したニセ電話詐欺防犯活動の他にも防犯パトロールや見回り、各地区のお祭りやイベントでの警備など多くの活動を警察とも連携しながら行なっているとのこと。
防犯は常に意識を持つことが大切。このような地道な活動を行ってくれている団体の存在が、川島の安全安心な暮らしを支えてくれるのは言うまでもありません。
川島地区の暮らしを見守る暖かい眼差=「かわしまゴコロ」をまたひとつ見つけました。